地植え作業に取り掛かる季節になりました。
この良い頃合いを見計らい、昨年の鉢から芽を出した藤袴の苗をを地植えにします。
藤袴祭で中心となる中京区・上京区の寺町通り周辺は、地植えにできる場所は限られます。藤袴祭で会場となる場所の一部では、地植えの藤袴を育てさせて頂いています。
春が訪れ、芽が育ってきた藤袴を鉢から取り出し、苗として地植えに用います。
地植えの作業をしていると大ぶりの石が出てくることがあります。これは白川石という花崗岩で、比叡山の麓に石切場があり、中世から城郭の石垣などで使われたものです。
芽の出ている鉢を日の当たる場所に移動させます。
地味な作業ですが少しの手間が藤袴の育ちに影響するため重要です。鉢の数が多いため、少しの鉢の移動もかなりの作業になってきます。