
現在は集中して鉢の整理を進めています。
藤袴祭の展示を見応えあるものにするためにはかなりの鉢数が必要となります。
前年の藤袴育成で用いた鉢の土はふるいにかけて枯れた根の後や鉢底石を分けてた後、コンポストに入れて再生土として利用します。
今年はボランティアの方にお手伝いいただき、昨年より早いペースで整理できています。

藤袴の懸崖仕立ての育成状況です。よい感じに広がってきました。
見応えある懸崖仕立ての藤袴の展示を目指します。

切り戻した枝の一部は天挿しにしました。
天挿しは茎の先端部分をつけたさし穂です。

茎の中間部分を使った挿し芽は管挿しと言います。
切り戻した藤袴を挿し芽で増やしていく作業も平行して行なっています。

一部の藤袴がアブラムシの被害にあいました。写真のように茎の先端部分が丸く縮みます。
こうなると一度切り落として、次の茎が伸びるのを待つことになります。
日々育成作業をする中、よく観察していますが、この時期はあっという間にアブラムシやうどん粉病の影響が出てしまいます。